「Beautiful Love」は、ヴィクター・ヤング(1900–1956)、ウェイン・キング、エグバート・ヴァン・アルスタインが作曲し、ヘイヴン・ギレスピーが作詞した1931年の楽曲である。「ワルツ王」の異名をとるウェイン・キング楽団によって初演された。
曲は16小節の形式で繰り返しと第2エンディングを持ち、キーはDマイナー。マイナー・キーのii-V-iを軸にした進行が哀愁漂う雰囲気を生み出し、途中で相対的なメジャー・キーへ一時的に転調する構成が印象的だ。元々はワルツとして書かれたが、ジャズの文脈では4/4拍子のスウィングやバラードとしても広く演奏される。マイナー・キー・スタンダードの中でもジャム・セッションで最も人気のある曲の一つである。
ジャズにおける代表的録音として、ビル・エヴァンス・トリオが1961年のアルバム『Explorations』で披露した内省的なバラード・ヴァージョンが名高い。ギタリストジョー・パスのソロ演奏も広く親しまれている。