「Blue 'n' Boogie」は、ディジー・ガレスピー(1917–1993)とフランク・パパレリの共作による1944年のビバップ・ブルースである。ビバップ黎明期を代表するナンバーの一つで、ガレスピーとチャーリー・パーカーの共演でも知られる。
曲は12小節のブルース形式、キーはBbメジャー。ブギウギのリズム感覚とビバップの和声語法を融合させた活気あふれるリフ・チューンで、タイトルが示す通りブルースとブギの要素が一体となっている。テンポはミディアムからアップテンポで演奏されることが多く、トランペットとアルト・サックスのユニゾンで奏でるヘッドが印象的。ジャム・セッションでアップテンポのブルースとして呼ばれることも多い。
ガレスピーの1944年の初録音にはパーカーも参加。マイルス・デイヴィスの1954年オールスター・セクステット盤(後に『Walkin'』に収録)、ウェス・モンゴメリーの『Full House』(1962年)、ソニー・ロリンズの『Now's the Time』(1964年)など、多くの名演が残されている。