「Young Man With A Horn」は、トロンボーン奏者ジャック・ジェニーを中心にエディ・デランジ、ボニー・レイクが共作した楽曲である。「The Man with the Horn」の別名でも知られ、1950年代にトランペッターレイ・アンソニーの看板曲として広く親しまれるようになった。
ロマンティックなバラード調で、トランペットを中心とした管楽器の魅力を引き出す曲として書かれている。メロディはゆったりと歌い上げるラインで、ビッグバンドの華やかなアレンジとの相性が良い。スウィング時代のダンスバンド・スタイルを色濃く反映した楽曲であり、ジャズ・コンボでの演奏ではバラードとして取り上げられることが多い。
レイ・アンソニー楽団の1950年代の録音(Capitol)が最も有名で、彼のトランペットの華やかな音色がこの曲の代名詞となった。同名タイトルの1950年の映画(カーク・ダグラス主演、ハリー・ジェイムスがトランペット吹替)の影響もあり、トランペットの象徴的なナンバーとして定着している。