「You Are Too Beautiful」は、1932年にリチャード・ロジャースが作曲したバラードである。1933年の映画Hallelujah, I'm a Bumのために書かれ、アル・ジョルスンが歌って紹介した。作詞はロレンツ・ハートによる。
形式は32小節のAABA、キーはFまたはCで演奏されることが多い。ロジャースらしい洗練されたメロディ・ラインが特徴で、ゆったりとしたバラード・テンポで演奏されるのが一般的だ。和声的にはメジャー・キーの温かみを基調としつつ、ハートの歌詞に呼応するように切なさを帯びた転調が随所に現れる。バラード演奏の定番として、歌手・器楽奏者の双方に愛されている。
ジャズにおける名録音としては、セロニアス・モンクのアルバムThe Unique Thelonious Monk(1956年)に収録されたピアノ・トリオ演奏が独特の解釈で知られる。またキャノンボール・アダレイのJulian Cannonball Adderley and Strings(1955年)や、チェット・ベイカーの歌唱も高く評価されている。