「ウェン・ユー・ウィッシュ・アポン・ア・スター(星に願いを)」は、1940年のディズニー映画ピノキオのためにリー・ハーラインが作曲した楽曲。ネッド・ワシントンの歌詞とともにアカデミー歌曲賞を受賞し、ディズニーを象徴するメロディとして世界中で親しまれている。
32小節のAABA形式で、キーはCメジャーが標準的。子守唄のようなやさしい旋律だが、その骨格はスウィング・フレージングやジャズ・ハーモニーとの相性が非常に良い。コード進行はリハーモナイズの余地が大きく、トーチソングのように歌い上げることも、ビッグバンドのフィーチャーとして華やかに演奏することもできる。メロディの穏やかな上昇と解決が、希望と祈りという歌詞のテーマを音楽的に体現している。
ジャズ・スタンダードとしては、ルイ・アームストロングのトランペット演奏やデイヴ・ブルーベック・カルテットの録音が有名。キース・ジャレット・トリオやビル・エヴァンスによるピアノ・トリオでの繊細な解釈も広く愛されている。