「ワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ」は、1969年にミシェル・ルグランが作曲した映画音楽の名曲。映画The Happy Endingのために書かれ、アカデミー歌曲賞にノミネートされた。
この曲はAABA系の構成をとるが、ルグランらしい複雑なハーモニーが全編を貫いている。キーはCメジャーだが冒頭からマイナー系のii-V進行が連続し、調性が絶えず揺らぐ。特にブリッジの転調は難度が高く、インプロヴァイザーにとって大きな挑戦となる。ゆったりとしたバラードとして演奏されることが多いが、ダブルタイムに展開するアレンジも人気がある。メロディの美しさと和声の奥深さが共存する、モダン・ジャズ・バラードの傑作である。
代表的な録音として、ビル・エヴァンスのアルバムFrom Left to Right(1970年)での繊細なピアノ・ソロが名高い。またバーブラ・ストライサンドの歌唱や、テナーサックス奏者エリック・アレクサンダーによる力強い解釈も広く知られている。