「Birk's Works」は、ビバップの共同創始者であるトランペッターディジー・ガレスピー(1917–1993)が1951年に作曲したジャズ・スタンダードである。タイトルはガレスピーのミドルネーム「バークス(Birks)」に由来する。
曲は12小節のマイナー・ブルース形式で、ミディアム・スウィングで演奏されることが多い。通常のマイナー・ブルースではiv度のマイナー・コードが使われる箇所で、ガレスピーのオリジナルではbVI7(Fマイナーの場合Db7)に置き換えられており、独特の和声的色彩が生まれている。リフ・ベースのヘッドはガレスピーらしい軽快なアーティキュレーションが特徴的で、マイナー・ブルースの入門曲としてもセッションで親しまれている。
ガレスピー自身の初録音は1951年3月1日。1957年のヴァーヴ盤アルバム『Birks' Works』ではビッグ・バンドでの壮大なヴァージョンが収録されており、リー・モーガンらが参加した同作はAllMusicで5つ星の評価を受けている。