「リトル・ガール」は、マデリン・ハイドとフランシス・ヘンリーが1931年に共作したポピュラー・ソングである。二人はティン・パン・アレー時代に活躍したソングライター・チームで、本作が最もよく知られた作品だ。
楽曲はAABA形式・32小節で、キーはGメジャーが一般的。甘くロマンティックなメロディラインが持ち味で、1930年代のポピュラー・ソングらしい穏やかなダイアトニック進行に支えられている。テンポはミディアム・スウィングからバラードまで幅広く対応し、ヴォーカル・スタンダードとしてもインストゥルメンタルの素材としても親しまれてきた。
最初の録音はサム・ラニン楽団による1931年のもの。ジャズの文脈ではナット・キング・コールのスウィンギーなヴォーカル・ヴァージョンが広く知られ、後にR&B歌手フランキー・ライモンがヒットさせたことでポップスの世界にも浸透した。