アーヴィング・バーリンが1925年に作曲したラブ・バラードの名曲。翌年結婚する妻エリン・マッケイへの結婚祝いとして書かれ、バーリンはこの曲の印税権を彼女に譲渡した。「White Christmas」「Cheek to Cheek」など1,000曲以上を生んだ、アメリカ・ポピュラー音楽史上最も偉大な作曲家の一人である。
楽曲はワルツのリズム(3/4拍子)で書かれ、シンプルで美しいメロディが特徴。黒鍵のみで演奏できることでも知られる。形式は比較的自由で、繰り返し現れる「Always」というフレーズが、永遠の愛を誓う歌詞の内容と相まって強い印象を残す。穏やかな曲調ながら、ジャズ・ミュージシャンにとってはハーモニーの再解釈やテンポの変化で多彩な表現が可能なスタンダードである。
1926年にヴィンセント・ロペスとジョージ・オルセンがそれぞれ全米1位を記録。ジャズの名演としては、エラ・フィッツジェラルドのグラミー賞受賞アルバムElla Fitzgerald Sings the Irving Berlin Songbook(1958年)に収録されたバージョンが決定版として知られる。フランク・シナトラやビリー・ホリデイも印象的な録音を残している。