「ガール・トーク」は、ニール・ヘフティが作曲しボビー・トゥループが作詞した1965年の楽曲で、ジーン・ハーロウの伝記映画『ハーロウ』のテーマ曲として書かれた。ヘフティはウディ・ハーマン楽団やカウント・ベイシー楽団への編曲で知られるジャズ界の巨匠であり、テレビ番組『バットマン』のテーマでも有名である。
Fメジャーを基調とする本曲は、洗練された和声進行とセクシーで都会的なメロディが特徴である。ヘフティの映画音楽らしいゴージャスな響きの中に、ジャズ的な色彩が巧みに織り込まれている。ゆったりとしたテンポで演奏されることが多く、テナーサックスやギターによるバラード演奏に特に適している。歌詞は女性同士のおしゃべりをユーモラスに描いており、マイケル・ファインスタインはこの曲を「60年代に書かれた最後の偉大な男性目線の歌」と評している。
トニー・ベネットのアルバムThe Movie Song Album(1966年)での歌唱が広く知られる。作詞者トゥループの妻であるジュリー・ロンドンがアルバムFeeling Good(1965年)で録音した版も、彼女の官能的な歌声と相まって人気が高い。