「ガル・イン・カリコ」は、作曲家アーサー・シュワルツ(音楽)とレオ・ロビン(作詞)が1946年に書いた楽曲で、ワーナー・ブラザース映画The Time, the Place and the Girlの挿入歌として発表された。
軽快でキャッチーなメロディが特徴のスウィング・チューンで、32小節のAABA形式。映画公開に先駆けてテックス・ベネキーやジョニー・マーサーのヒット・レコードが生まれたが、やがてジャズ・ミュージシャンにも取り上げられるようになった。明るく跳ねるリズムと親しみやすいメロディラインは、ミディアム〜アップテンポのスウィング・アレンジに最適で、ウエストコースト・ジャズの奏者たちに特に好まれた。
ジャズとしての最初の重要な録音は、1952年のアーマッド・ジャマルによるもの。その後、マイルス・デイヴィスがジャマルの影響のもと1955年のアルバムMusings of Miles(Prestige)で録音し、ジャズ・スタンダードとしての地位を確立した。