アーサー・シュワルツ作曲、ハワード・ディーツ作詞。1932年のブロードウェイ・ミュージカルFlying Colorsでジーン・サージェントが初演した。シュワルツとディーツのコラボレーションの中で最も広く演奏されるスタンダードである。
AABA形式だが、Aセクションが14小節という珍しい構造を持つ。キーはDマイナーで、マイナー・キーならではの哀愁と深みがある。Aセクション内でDマイナーからE♭メジャーへ転調する動きが美しく、II-V-Iの進行が複数のキーセンターを巡る。ジャズではミディアム・スウィングのほか、ボサノヴァやバラードでも演奏され、その柔軟性の高さが多くのミュージシャンに愛される理由のひとつだ。
ジャズとして最初の録音はアーティ・ショウによる1939年の演奏。チェット・ベイカーのヴァージョンや、リー・コニッツとビル・エヴァンスのデュオ(Duets、1968年)も高い評価を受けている。