コール・ポーターが1954年に作詞・作曲した楽曲で、彼の最後のオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカルSilk Stockings(1955年初演)のために書かれた。初演はドン・アメチーが務め、1957年の映画版ではフレッド・アステアが歌った。
32小節AABA形式で、ポーターらしいウィットに富んだ歌詞と洗練されたハーモニーが特徴。メロディは繰り返し現れるモチーフを軸に展開し、恋人への軽妙かつ情熱的な想いを表現する。キーはE♭メジャー。ミディアム・テンポのスウィングで演奏されることが多く、即興演奏の素材としても魅力的なコード進行を持つ。
ジャズにおける決定的な録音は、マイルス・デイヴィスのアルバム'Round About Midnight(1957年)に収められたヴァージョン。ビル・エヴァンスもライヴ盤Sunday at the Village Vanguard(1961年)で名演を残している。